【20年2月更新】白猫のユーザ数・課金単価の推移を時系列でまとめます
こんにちは、息を吸うマンと申します。
1.前段
コロプラの決算説明会資料がアップされました。
決算説明会資料 | IRライブラリ | IR情報 | 株式会社コロプラ
以前の記事で、決算説明会資料をもとに白猫のアクティブユーザ数・課金単価を推測した表を作成したのですが、今回は2019年10月~12月の間の売上・ユーザー数等が公表されたので、過去に作った表を更新しました。
どのような方法で各種数値を求めているかは、以前の記事を参照してください。
2.本題 2019年10月~12月期
本題の白猫のアクティブユーザ数・課金単価について、2019年10月~12月の四半期を追加した、最新版のユーザ数・課金単価がこちらになります。
3.最新の1910-1912期について思うこと
(1)アクティブユーザ数
前四半期から約15%減り、219万人となりました。
(2)ユーザ一人当たり課金単価
前四半期期から884円減少し、813円となりました。
(3)四半期売上
前四半期から約25億円減少し、18億円となりました。
(4)1910-12期の総括
2019年10月~12月では、ゲーム内イベントでは待望のメインストーリー更新、バール・コルネといった強キャラの登場があり、ゲーム外では浅井プロデューサーのフリーランス化・Switch版白猫プロジェクトの開発延期発表等がありました。
周年イベントのある7月~9月の四半期でユーザー数・売上ともにドカンと上昇し、それ以外の3つの四半期ではユーザー数・売上ともに減っていくのが毎年の流れですが、今回の2019年10月‐12月期も同じような結果でした。例年と違うのは7月‐9月期からの下がり幅が今までよりも大きく、ユーザー数・ユーザーひとりあたりの課金単価・売上の3つの項目全てで過去最低の数値を更新しています。ユーザー数の減少は過去の10月‐12月期を見るといつも通りの下げ幅ですが、課金単価の減少幅が今までで一番大きく、これは想定外だったのではないでしょうか。
課金単価の減少の要因としては、まず前四半期の5周年イベントを終えてからの反動が一つ。もう一つ挙げるとすれば、毎年恒例の人気イベントである茶熊学園の開催をひっぱり過ぎてユーザーが10月~12月の間、ずっとジュエル貯蓄体制に入ってしまったことでしょうか。茶熊学園は2020年1月に開催され、ストーリーの内容が素晴らしく個人的には大満足のイベントだったので複雑なところですが。
12月の生放送では開発陣からの長文のメッセージが読み上げられ、遊び方の多様化に応えていく姿勢やエンドコンテンツ開発予定が発表されました。開発陣としてもこのままの延長ではまずいと考えていることの表れかと思います。色々と踏ん張りどころですね。