白猫のユーザ数・課金単価の推移を時系列でまとめてみました
***2019年5月19日追記***
本記事は2018年12月時点の内容となっています。
最新の情報は下記記事を参照ください。
こんにちは、息を吸うマンと申します。
以前の記事で、コロプラの決算資料を基に、白猫の最新のアクティブユーザ数の概算値を推測しました。
この記事では、以前の記事を発展させ、白猫のリリースから現在にかけてのユーザ数とユーザ一人当たりの課金単価※、売上高の概算数値を、コロプラの決算資料を基にして推測していきたいと思います。
1.各数値の推測方法
コロプラの決算説明会資料の中にある「リリース時期別売上推移」「国内アプリ全体KPI(QAU×ARPQU)」「リリース時期別KPI(QAU×ARPQU)」のスライドを元にしています。
これらの表・グラフの中で、FY2014と表記のある数値・棒グラフが白猫プロジェクトの概算値です。正確には「星のしまのにゃんこ」という白猫の同期アプリの数値も含まれていますが、白猫のKPIと分離するための情報が無く、売上・ユーザ数ともに白猫に比較して非常に小さいと思われるため(参照情報リンク)、にゃんこのKPIも含めた状態で白猫の各数値を計算しています。
「リリース時期別売上推移」→FY2014の売上は数値が記載されているのでそのまま使います
「国内アプリ全体KPI(QAU×ARPQU)」→コロプラの国内アプリ全体のユーザ数が数値で記載されています。
「リリース時期別KPI(QAU×ARPQU)」→リリース時期別のユーザ数・単価はグラフのみで、数値が記載されていないため、AdobeAcrobatreaderの物差し機能を使って、各グラフの長さをアナログで計測し、その数値をもとに各リリース時期別の比率を計算します。
コロプラアプリ全体のユーザ数はわかっているので、各リリース時期の比率を掛けることで、FY2014のユーザ数を求めることができます。
ユーザ数がわかれば、売上をユーザ数で割ることで課金単価を求めることができます。後はFY2014の各クオーター毎のユーザ数・課金単価の比率をアナログ計測して比率を掛けることで、各クオーター毎のFY2014のユーザ数・課金単価を算出できます。
2.「結果」ユーザ数・課金単価・売上の推移
以下の表の通りとなりました。
■表の説明
・主なイベント・ガチャ・・・該当期間に実施されたイベント(主にガチャ)を記載。
・四半期アクティブユーザ数・・・3カ月の間に一度でもアプリを起動したユーザの数(概算値)
・対前四半期AU増減・・・四半期アクティブユーザ数が前の四半期から増減した値です。(概算値)
・ユーザ一人当たり課金単価・・・四半期の売上高を四半期アクティブユーザ数で割った値です。(概算値)
・対前四半期課金単価増減・・・ユーザ一人当たり課金単価が前の四半期から増減した値です。(概算値)
・四半期売上・・・該当四半期の売上高です。(公表値)
・対前四半期売上増減・・・四半期売上が前の四半期から増減した値です。(公表値ベース)
・黒い太字・・・表の中で最も大きな数値です
・赤い太字・・・表の中で最も小さな数値です
売上以外の値は、決算資料のグラフの大きさをアナログに計測してから推測した値であるため、概算値であることを留意してください。また、この表の数値は、「星のしまのにゃんこ」の売上・ユーザ数を含んでいます。
3.ユーザ数・課金単価の推移からわかること
今後、別の記事として掲載したいと思います。