白猫ゴルフをプレイした感想
結論、ハマった
かなりハマっている。他のゴルフゲームはやったことがないのだが、白猫ゴルフは狙い通りに打つのが結構難しいと思う。「狙った場所へ正確に打つという動作が基本にして奥義」というリアルゴルフの特徴をスマホゲームで上手く表現できているなと思った。完全に余談だが、私は「基本にして奥義」という表現がカッコよく感じてしまうお年頃であり、言葉の使いどころを日々探している。
やや難しめの難易度のせいで、ラウンド中はボロボロになることも多々あるのだが、難しいからこそ上手く打てた時のカタルシスがある、ということでアプローチが狙い通りにベタピンした時は最高に気持ちがいい。
一回の対戦が1〜2ホール+αと短いので、もう1戦もう1戦と時間を忘れて際限なく遊んでしまう。社会生活を送る上では危険だ。
自分の経験上、面白くて最初からガッツリと遊びまくるスマホゲームは飽きるのも早い。白猫ゴルフがそうならないことを祈る。
対戦ゲーだけど紳士度高い
勝利をかけて相手と競い合うゲームではあるが、相手のナイスショットを称えるエモートをお互いに贈り合うという他の対戦ゲームであれば不思議な展開が体感で5割くらいの確率で発生する。更にランクが低い時ほどエンジョイ気質だと思う。
対戦ゲームなので、相手のミスショットに対しウェーーーーィ!!!ナイスゥ〜⤴のようなエモートを送る煽りプレイヤーがいてもおかしくはないと思うのだが、今まで遭遇したことがない。私が今まで2回だけミュート機能を使ったのはボイチャしよう連打マンと遭遇した時くらいだ。そこにはグリーンを元気に駆け回る出会い厨の姿が!これには紳士のスポーツも流石に苦笑い。
対戦マナーの良さは今どきの対戦ゲームでは中々珍しいんじゃないだろうか。
要改善
バグはそこそこある。一番多く発生しているのが、勝敗が決した瞬間に試合が強制終了するバグだ。一応試合は終わった判定になってから落ちているようで、報酬ゲットや勝敗によるポイント上下はそのまま行われるのでギリ致命傷を避けられているが、速やかな修正が望まれる。
白猫IPとして
ストーリー無しは正解。そもそも対戦スポーツゲームにストーリーとか要らんよな冷静に考えて。自分が勝てるかどうかと対戦に熱中できるかどうかが全て。「対戦はおもんないけど、ストーリーはめっちゃ泣けるんよなこのレーシングゲーム」って友人に言われて「自分もやってみようかな」って思う奴、おる?
開発費が無限にあるなら別だけど、そこにリソース割かなかったのは正解だと思う。ただでさえ白猫ゴルフは白猫系アプリでは初となる"性能によるキャラガチャ販促がマイルド(予定)(自称)(当社比)なアプリ"なので、従来とは異なるビジネスモデルに挑戦するとなると身軽な方が色々良かろうと思う。メインストーリー・イベントストーリーに加え、キャラの思い出まである白猫テニスは今思うとだいぶ本家に引きづられてたんだな。
リアル頭身キャラモデルは最新作だけあってクオリティ高い。(ティザームービーで蝋人形みたいな肌のシャルが出てきた時は心配になったけど、実際は良い意味で普通だった。)本家白猫プレイヤーとしては、今まで2頭身モデルが基本だった他の白猫キャラ達がリアル頭身3Dモデルになるといったいどんな感じになるのかが非常に気になる。早くキャラを追加してほしいと思うものの、今後のキャラ追加ペースは月1体らしいです。「コルネ、マナ、イズネ、クエスタ、クラニィ、ジン、レイチェル、シルファ」を早く実装しろ!!!(順不同)
課金しないと勝てないのか?
私の場合、無課金でもプラチナランクには行けた(リセマラでシャルオスクロルは引きました)。記事作成時点ではランキング50位代に赤髪&初期クラブ一式装備のプレイヤーがいるのでその辺りまでは腕前と戦略次第でいける模様(私はその方とバトルモードで一度遭遇したが、実際に同じキャラ・クラブでプレイされていた)
プラチナに上がってからは1勝での獲得ポイントと1敗で喪失するポイントが同じになるので、本当に勝ち越す実力をつけないと上にいけなくなってきた。ここからはちゃんとコース毎の戦略立てやクラブ選びをしていかないといけないのだろう。
今後、ゲームの仕様が研究されて鉄板攻略法が広まると、戦略眼は皆平準化されていくので、キャラやクラブの違いが結果に表れやすくなるとは思う。あくまで現時点の話ではあるが、トップレベルのランカー群を目指す一歩手前までは無課金で行けるとしたら、それはもう無課金でも十分遊べると言ってしまって良いのではないだろうか。ちなみに、賞金10万円のキャッシュトーナメントはキャラクラブが全プレイヤー固定らしいので、会社を辞めて白猫ゴルフで食っていくつもりの父さんは安心してほしい。
ただ気になるのが、オートパット関連だ。ゴルフ競技としてもゲームアプリとしてもパットは勝敗を決する超絶重要項目であり、最難関ショットでもある。そのようなパットをオートでやってしまう機能と関連スキルを今後強くしすぎると、あっけなくゲーム環境が崩壊しかねない危険性を孕んでいると思う。
まとめ
リアルゴルフはそれはそれでリアルならではの楽しさがあるのだけど、休日を1日献上して交通費飲食費含め関東だと1万弱〜1.5万くらいかかる。そのうえ、林に入ったボールを探すだの、着弾地点が見えなくて自分が打ったボールがみつからないだの、下手クソだとクラブ5本くらい持ってコースを右に左に走り回るだの、打ちすぎて打数数えられないだの、グリーンでは下っ端がピンフラッグ持つみたいな謎ルールに気を使う、他人にボールを当てないように自分が当てられないように安全面にも気を配る、プレイファーストを強いられるがプレイファーストしてない前の客に足止めを食う、カートを前に出すのが遅いとパイセン1からお𠮟りを受ける、クラブ変えたかったのにカートを前に出しすぎだとパイセン2からお叱りを受ける、雨だと全てがおしまいになりレジャーが拷問と化す、などなどリアルゴルフには各種コストやストレス要素もモリモリだ。その点、白猫ゴルフならスマホひとつあれば快適な環境でゴルフの面白さだけをサクッと味わえちまうんだ!
今後
無課金微課金でもそこそこ勝てるという環境ができる限り長く続いてほしいので、薄く広くのスキン課金モデルが維持できるようにアプリが多くの人に広まって欲しい。と思って記事を書きました。