息を吸うように白猫プロジェクト

白猫プロジェクトというスマホゲームのブログです。

討滅士ガルガ武器の評価

こんにちは、息を吸うマンと申します。

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この記事では、討滅士ガルガのモチーフ武器の性能を評価していきます。詳しいデータは公式攻略サイトをご覧ください。

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1.ガルガモチーフ(大剣)(進化前名称:瘴気を発する大剣)

【白猫】真・轟雷号/討滅士ガルガバーサーカー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

 まず、オートスキル1の「HP100%で攻撃・AS強化75%」は使いづらいです。

 暴走状態とスーパーアーマーにより被弾上等で攻撃し続けられることがCC後のバーサーカーの強みですが、この戦い方とオートスキル1とが噛み合っておらず、このオートが活きるキャラは限られそうです。

 とはいえ、オートスキル1以外の効果は優秀で、オートスキル2・3に条件無しで「会心ダメージ+50%、会心アップ30%、チャージ時間短縮30%、移動速度30%」がついており、武器スキルにSP回復量+3がついています。

 オートスキル1の攻撃・AS強化が発揮されるタイミングは限られるものの、昨今のキャラは攻撃・AS強化がモリモリに盛られているため、オートスキル1が発動していなくても火力に大きな影響は無いという見方もできます。

 参考までにモチーフ装備のガルガが三段階目まで貯めたS2のダメージについて、オートスキル1の発動の有無によるダメージの伸び率は、以下の通りです。

 アクションスキル強化75が載ることで5.4%アップし、攻撃アップ75が載ることで10.4%アップ(大剣のタウン補整を170%と置いた場合)します。1.054×1.104=1.163なので、オートスキル1が発動していない場合に比べ、ダメージの上り幅は約16%ということになるので、Hp100%維持はあまり気にしなくても良いかもしれません。

 大剣という職はギガ武器ととても相性が良いので、ギガ武器といかに差別化するか、という点がガチャ産武器の課題となります。その点、この武器はスキルがメイン火力のキャラにとって嬉しい効果(会心ダメ・チャージ短縮・移動・SPR+3)がついていて、さらにSPR以外は無条件のオートスキルについている、という点でギガ武器と差別化できていると思います。オートスキル1を残念がる声もありますが、それ以外が優秀なので、ガルガを持っていなくても交換は全然有りだと思います。

 

2.フェイモチーフ(槍)(進化前名称:赤く輝く槍)

【白猫】真・ファイサリス/討滅士ガルガランサー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

 フェイ本人に移動速度補正が何もついていなかったので、不具合カルロスや不具合オスクロルのモチーフ武器のように移動速度75%が付くことを期待する声も多かったのですが、蓋を開けてみれば移動速度30%アップのバフという結果に終わりました。

 CC後環境で必須と言える会心ダメージアップ50%のバフがついていることは評価できますが、それ以外は凡庸な武器で、あえて交換するほどの性能ではないという印象です。

 武器スキルによるバフの移動速度・攻撃速度30%ですが、オートスキルで同じ効果なら優秀ですが、バフで30%は効果値が低すぎますね。

 オート2の通常攻撃+100%はおそらくランサー武器ではオンリーワンですが、ギガ武器以外の通常攻撃アップはあまり役に立つイメージが無いですね。まあ通常攻撃が強いランサーが今後登場したら、その時にギガ武器を交換すればよいのではないかと思います。

 撃破SP回復のある武器は全職そろえておくと何かと便利なので、撃破SP回復のあるランサー武器を何も持っていないのであれば、交換入手もありかもしれません。ただ、長くプレイしている方は武器ガチャから長期間排出されていて、当時は強かったヴィンセントモチーフを持っている方が多いのではと思います。撃破SP回復を目当てに使うならヴィンセントモチーフで十分かと思います。

 

3.総評

フェイモチーフはやや弱めでしたが、ガルガモチーフは汎用性のある効果がオートに無条件でついていて、さらにSPR+3もあるので中々優秀だと思います。1本だけ交換するならガルガ餅一択ですね。

不具合勇者武器の評価

こんにちは、息を吸うマンと申します。

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この記事では、不具合勇者のモチーフ武器の性能を評価していきます。詳しいデータは公式攻略サイトをご覧ください。

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1.不具合ソアラモチーフ(輝剣)(進化前名称:かがやきのほうけん)

【白猫】真・ブレイブグロウス/不具合勇者ルーンセイバー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

 ルーンセイバーの神武器と評価されているルウシェ餅と使い分けができる優秀な武器ではないかと思います。ルウシェ餅と似ている部分も多いのですが、主な相違点は以下のとおりです。

(1)ルウシェ餅は撃破SP回復、ソアラ餅はSP消費マイナス15%

 雑魚の少ない協力や、ボスとのタイマンが多いHELLのクエストではソアラ餅の消費マイナスの方が腐りづらいです。ルウシェ餅の撃破回復はどちらかと言えば難易度低めのクエストや総力戦で輝くのに対し、ソアラ餅の消費マイナスは高難易度向きと言えます。

(2)ルウシェ餅は攻撃速度50%、ソアラ餅は移動速度50%

持たせるキャラにもよりますが、今の環境はデンジャラスアタックの頻度が高いのでコロリンや移動可能スキルでの回避がしやすくなる移動速度アップの方が高難易度向きかなと思います

(3)ルウシェ餅は会心ダメアップ50、ソアラ餅は会心ダメアップ30

ここはルウシェ餅の方が上です。どちらもオートに無条件で付いているのは優秀です。

(4)ルウシェ餅は炎属性100%バフ、ソアラ餅は雷属性150%バフ

ソアラ餅の属性アップバフのほうが50%高いですが、最近のキャラは属性アップやAS強化が本人に盛られているので、50%の差は小さなものだと思います。ただ、ルーンセイバーの祝福武器の登場は相当遅くなりそうなので、ルーンセイバーで属性クエストに挑む場合に備えて、各属性をアップさせる武器は揃っていた方が便利だと思います。

 

総合的には持たせるキャラや挑むクエスト次第で、どちらが上とも言い切れないかなと。

ルウシェ餅と似ているものの、同等クラスに強い武器なので、ソアラ本人を所持している場合は是非交換をおすすめします。ソアラ本人が居なくてルウシェ餅を持っている場合は、無理をして交換する必要は無いと思います。

 

2.不具合カルロスモチーフ(斧)(進化前名称:魔王の鎌)

【白猫】真・剛愎/魔王の鎌の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

極度凍結への特攻、極度凍結の強化エンチャント、移動速度75%バフ、バーストゲージ上昇量アップバフと珍しい要素が沢山詰まった武器です。また、CC後環境の火力底上げに必須と言える会心ダメージアップも30%ですがオートに付いています。

今後、極度凍結が効くボスが登場した場合、極度凍結強化エンチャントでどのキャラのスキルにも極度凍結効果を載せられるこの武器が輝く可能性があります。その可能性にかけるなら、カルロスが居なくとも交換は有りだと思います。

ただ、極度凍結特攻200%で劇的に火力が上がるかというと、メインスキルの攻撃回数がそこそこ多いキャラの場合、スキル途中で極度凍結が解除されてしまい、+200%の補正がかかる攻撃回数が少なくなってしまうことは留意しておきたいです。 

 

3.不具合オスクロルモチーフ(杖)(進化前名称:ルーナ・ヴァリタ)

【白猫】真・カロール・ペドレリーア/ルーナ・ヴァリタの評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

オンリーワン要素がありつつも、ハイスペックで汎用性の高い武器です。今回一本だけ交換するならこれですね。

オートスキルにHPが多いほど移動速度アップ75%が付いており、オートスキルの移動速度補正としては最高値です。アイドルキャッツ2のリルムの帽子アクセと組み合わせることで武器スキルを使わずとも、快適な島掘りが可能です。

また、オートのアクションスキル強化が最大75%と魔道士武器の中では最高値です。最近のキャラはAS強化と加算関係にある補正が沢山盛られているので火力面では50%も75%も差は少ないですが、SP回復ができるキャラでSP回復量を伸ばすならこの武器が最適となります。

その他にも、即死回避は敵の攻撃がどんどん上がってきている現在の環境では非常に有効ですし、武器スキルがデンジャラスアタック無効であること、会心ダメージアップのバフも手堅く備えています。魔道士武器の神器であるファクティスモチーフを持っていたとしても、この武器はそれと差別化できる点が複数あるため交換推奨です。

 

4.不具合ファナモチーフ(弓)(進化前名称:あそびのゆみ)

【白猫】真・悟りの弓・ナスコレシル/あそびのゆみの評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

火力を上げるために必須と言える会心ダメージアップの補正がありません。全体的に見ても有用な効果が少ないので、弱い武器と言えます。

一応、回復スキル強化100%はオンリーワンな要素で、HP回復を制限されているクエストでは使えないわけではないと思いますが、本体に回復が無いキャラにはまったく意味がないこと、アクセに回復スキル強化60%(キングウッホのネックレス)があることを踏まえると、回復スキル強化の効果を目当てにしての交換は無いかなと思います。

雷属性200%はガチャ産武器の中では一番高い補正だと思いますが、祝福弓で属性ダメージ+3100%の補正があることと比べてしまうと、もはや属性ダメージアップが200か100か0かは誤差レベルではないかと思います。

 

5.総評

前回の正月武器に比べると、全体的に強いと感じます。特にオンリーワン要素があり、かつハイスペックなオスクロルモチーフは交換推奨です。余裕があるなら、極度凍結の強化エンチャント、極度凍結特攻、移動75%バフを目当てにカルロスモチーフも交換しておきたいところです。また、不具合ソアラを所持していて、今後ソアラを積極的に使っていくのであれば、幅を広げられるソアラ餅も交換をおすすめします。

 

新イベント 不具合ダンジョンガチャの確率を計算しました

こんにちは、息を吸うマンと申します。

息を吸うマン (@prepurepu) | Twitter

 

本日、白猫プロジェクトの新イベント「不具合だらけのダンジョンに勇者賢者魔王魔王のパーティーで挑みました。今後は再発防止に努めます。」のPVが開示され、次のイベントの登場キャラが公開されました。

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勇者シリーズのキャラクターであるソアラ・オスクロル・カルロス・ファナが全員プレイアブルキャラ(おそらく)として再登場するという神采配。

勇者シリーズのストーリーやキャラクターが大好きな私は、性能に関係なくキャラコンプを決意しました。

この記事では、次の「不具合ダンジョンガチャ」がPVを見る限りはおそらく「4人入替ガチャ」であると予測し、1点狙いやキャラコンプをするためにどれくらいジュエルが必要なのかを判断する目安として、〇〇連ガチャを回した時に一点狙いやコンプを達成できる確率を計算しました。

計算した結果がこちらになります。

 

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スタンプカードの星5確定を考慮に入れていない結果とはいえ、やはり4体入替ともなるとコンプへの道は険しい・・・。

茶熊やモンストコラボ、正月など多人数入替が続いたので、私自身もジュエルの備蓄が十分でなく、厳しい戦いを強いられそうです。

 

どのような計算過程で作成しているかは、過去の記事を参照ください。

 

sirocat.hatenablog.com

白猫プロジェクトのガチャの確率の計算方法

こんにちは、息を吸うマンと申します。

息を吸うマン (@prepurepu) | Twitter

 

この記事では、白猫プロジェクトをプレイするうえで避けることできない

ガチャについて、その確率の計算方法を記載したいと思います。

 

 

 

1.計算前の準備

アプリ内に公開されているガチャの確率の情報を再確認しておきます。

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同一レアリティ内での各キャラの出現確率は均等であることが記載されています。

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星5キャラは1%、星4キャラは10%の確率で提供されていることが記載されています。

 

この記事では、名星会筐体やセンテリュオ筐体等のような、星4キャラの総数が特殊なガチャではなく、一般的な入替ガチャについて計算します。また、スタンプ報酬や課金報酬によって次の11連で星5が確定する仕様は無いものとして計算しています。

確率の計算には、エクセルやGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトを使用しています。

 

2.ガチャをN回まわして、1点狙いのキャラを1回以上引く確率

2019正月ガチャで、エマを1点狙いしたいと仮定します。

まず、1回のガチャでエマが当たる確率を計算します。

2019正月ガチャの入替キャラ数は5体。フォースターを含めた星4キャラ数は16体。同一レアリティ内での提供割合は均等に設定されていますので、

いきなり星5でエマが出る確率は 1%÷5=0.2%

星4でエマが出る確率は 10%÷16=0.625%

星5と星4を合計すると、 0.2% + 0.625% = 0.825%

2019正月ガチャにおいて、1点狙いする入替対象キャラの出現確率は、1回のガチャにつき0.825%であることがわかります。

本題の「ガチャをN回まわして、1点狙いのキャラを1回以上引く確率」は以下のように求めることができます。

100%-(100%-0.825%)^N (^は累乗を表現)

 

「(100%-0.825%)^N」は、ガチャをN回まわして狙いのキャラを1体も引けない確率を表しています。その確率を100%からマイナスすることで、狙いのキャラを1体以上引く確率を求めています。

Nを11,22,33…と増やしていった場合の「100%-(100%-0.825%)^N」の値は以下の通りです。

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77連したときの1点狙い成功率は47%なので、77連までに1点狙いのキャラを引ければ、運が良い方だ、ということがわかります。また、198連したときの1点狙いの成功率は80.61%で、198連したとしても約2割の人は1点狙いのキャラを引けない、ということもわかります。

注:スタンプ10個目の星5確定は無いものとして計算しています

3.ガチャをN回まわして、入替キャラのうちどれか1体を1回以上引く確率

1回のガチャで入替キャラが出る確率をまず求めます。

2.で計算したエマの出現確率0.825%に入替キャラの数(5)を掛けます。

0.825% × 5 = 4.125%

1回のガチャで入替キャラのどれか1体が出る確率は4.125%であることがわかりました。

ガチャをN回まわして入替キャラうちどれか1体を1回以上引く確率は以下で求めることができます。

100%-(100%-4.125%)^N (^は累乗を表現)

2.の計算式とほぼ同じで、0.825%を4.125%に置き換えただけです。「(100%-4.125%)^N」はガチャをN回まわして入替キャラを1体も引けない確率を表しており、その確率を100%からマイナスすることで、入替キャラのうちどれか1体を1回以上引く確率を求めています。

Nを11,22,33…と増やしていった場合の「100%-(100%-4.125%)^N」の値は以下の通りです。

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11連で入替キャラを何か1体引ければ運が良い方であり、55連しても約1割の人は入替キャラが1体も当たらないことがわかります。

 

4.ガチャをN回まわして、1点狙いを複数の入替キャラで成功させる確率(近似値)

1点狙いを複数キャラで行う場合の確率については、2.で計算した「1点狙いの確率」を応用します。

100%-(100%-0.825%)^N (^は累乗を表現)

これは、例えばガチャを110回まわしたときに、狙いの入替キャラ1体を1回以上引けている確率が「100%-(100%-0.825%)^110」=59.80%であることを表しています。これは狙いの入替キャラがエマであっても、アマタであっても同じ確率です。

確率の計算においては、2つの事象AとBが同時に起こることを積事象と呼び、事象Aと事象Bが独立である場合、積事象が発生する確率は(Aが発生する確率)×(Bが発生する確率)で求めることができます。

このことをあてはめると、110連で、エマとアマタをどちらも1体以上引く確率は、(110連でエマが1体以上出る確率)×(110連でアマタが1体以上出る確率)で求めることができ、

59.80% × 59.80% = 59.80% ^2

                              =35.76% という結果になります。

一点狙いしたい入替キャラの数をCと置くと、ガチャをN回まわして、C体の入替キャラ全てで一点狙いを成功する確率は

{100%-(100%-0.825%)^N}^ C と表現することができます。

2019正月ガチャの場合、C=5の場合が、入替キャラ5体全員をコンプする確率となります。

 

ただし、この計算式によって求められる確率は正確な数値ではなく、近似値です。

先ほど、事象Aと事象Bが独立である場合に、AとBが同時に起こる確率は(Aが発生する確率)×(Bが発生する確率)であると記載しましたが、110連でエマが1体以上出る確率と、同じ110連でアマタが1体以上出る確率は、厳密には独立ではありません。

事象Aと事象Bが独立であるとは、AとBの結果がお互いに影響を与えないということです。「110連でエマが1体以上出る事象」が発生した場合、少なくともガチャ1回分アマタが出る確率は減っていることになり、「110連でエマが1体以上出る事象」が「同じ110連でアマタが1体以上出る事象」に影響を与えていることになります。

 

N=110, C=2のときの

{100%-(100%-0.825%)^N}^ C =

59.80% × 59.80% = 35.76% という前述の確率を正確に表現するなら、

・110回ガチャを回してエマが出る(ここでアマタが出ているかどうかは関係ない)

・さらに、その後もう一度110回ガチャを回して今度はアマタが出る(ここでエマが出ているかどうかは関係ない)

上記をどちらも満たす場合の確率、と表現することができます。

 

 ただ、「N回ガチャを回してC体の1点狙いを成功させる確率」について近似値ではない本当の確率を求めようとすると、計算が滅茶苦茶大変になり、N回ガチャを引いた場合のすべてのガチャ排出パターンを洗い出して、パターンごとの確率を計算し、足し合わせるという作業が必要になります。複数の入替キャラを1点狙いする確率については、近似値を使う以外の方法を現時点では見つけられていません。

{100%-(100%-0.825%)^N}^ Cについて、Nを11,22,33...と増やしていき、さらにCを1,2,3,4,5と増やしていった場合の確率(近似値)は以下の通りです。

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2019正月武器の総評

こんにちは、息を吸うマン (@prepurepu) | Twitterと申します。

この記事では、2019年正月武器について、交換すべきかどうかという観点で評価を行っていきます。

 

 

1.キアラモチーフ(剣)

【白猫】真・賀春のかんざし/正月2019剣士武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

HP自動回復があり、かつ会心ダメージ50%バフ、攻撃75%バフなど火力面の底上げもできる武器。最低限の性能は押さえています。

また、「強化スキル延長15秒」はそこそこレアなスキルで、効果時間の短いバフを持ったキャラが今後登場した場合に輝く可能性を秘めています。

とはいえ、何か尖った性能を持った武器ではなく、剣士の武器は他に優秀なものが多いため、下記のような剣士武器を所持していれば交換しなくても問題ないと思われます。

・シオンモチーフ⇒旧仕様の攻撃値依存リジェネのため、キアラモチーフより回復量が多く、回復間隔も短い。会心ダメバフもあるので火力面も大差ない

メリオダスモチーフ⇒武器スキルによるドレインに上限値が設定されていないため、キアラモチーフよりも圧倒的に回復量が高い。高難易度クエストでHP回復量を制限された場合、キアラモチーフでは焼け石に水程度の回復量になってしまうが、メリオダスモチーフであれば、武器スキル1回で最大まで回復可能。

・フィオナモチーフ⇒「強化スキル延長15秒」「会心ダメージ50バフ」持ちの武器。

 

2.ツキミモチーフ(拳)

【白猫】真・月光の手袋/正月2019武闘家武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

CC後環境で火力を出すために必須と言える「会心ダメージ」を上げる要素が無く、火力面以外で特筆すべき要素もないので、交換は不要と思われます。

 

3.アマタモチーフ(槍)

【白猫】真・あらたまの纏/正月2019ランサー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

槍で初めての「回数制限なしのスキルダメージアップバフ50%」がついた、火力とSP回収力重視の武器です。CC後環境で必須となる「会心ダメージアップ」も30%ですが、オートスキルについていることは評価できます。

「ダメージ発生3回毎にSP2回復」というレアなオートスキルを持っています。ヴァリアントのマナのモチーフ武器に同じものがついていましたが、それ以来の登場でしょうか。レアなスキルではありますが、マナモチーフ武器の時は、このオートスキルの有無によって特定のキャラの使い勝手が大幅に変わる、といった事例は無かった印象です(そもそもヴァリアントの登場回数が少ない、というのもありますが)。今後、ヒット回数がやたらと多いスキルや、SP回収をしないタイプだがヒット数が多い自動攻撃オプションを持ったランサーが登場したら、もしかしたらこのオートスキルが輝く可能性も0とは言えず、その観点で交換しておくのは「有り」だと思います。

ただ、スキルダメージアップバフ等による火力目当てで交換するのは、おすすめしません。というのも、昨今のキャラクターはアクションスキル強化と加算関係になる補正が大幅に盛られているため、武器による50%程度のアクションスキル強化では伸び率が少ないためです。正月アマタを例にとると、キャラクター本人にアクションスキル強化が150%、リベンジオーラによる種族特攻が1000%あります。これに、ランサーのガードチャージ(2段階目)のアクションスキル強化100%を合わせると、もともとで「+1250%」の補正がかかっており、ここに武器の補正が加算されるわけです。

スキルダメージアップバフの有無だけで比較すると、

スキルダメージアップバフ無し:1150%(キャラ固有)+100%(ガードチャージ)+50%(武器AS1)+100%(補正無の状態)=1400%

スキルダメージアップバフ有り:1150%(キャラ固有)+100%(ガードチャージ)+50%(武器AS1)+50%(スキルダメージアップバフ)+100%(補正無の状態)=1450%

(バフ有り1450)÷(バフ無し1400)= 1.035714

スキルダメージアップバフ50%を掛けたことでの実際の火力の上昇幅は3.5%しかないことがわかります。リベンジオーラで1000%の補正がかかっているアマタは極端な例ですが、CC後環境での50%程度のスキルダメージアップバフは、実際の効果が相当薄まってしまうことがわかるかと思います。

 

4.ヴィシャスモチーフ(双剣

【白猫】真・隠れ傘・錦/正月2019クロスセイバー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

CC後環境で火力を出すために必須と言える「会心ダメージ」を上げる要素がありません。

武器スキルにおみくじをモチーフにしたランダム要素が組み込まれていて、正月気分のフレーバーを感じさせる武器となっておりますが、ランダム要素で常に当たりを引き続ける強運を持っていたとしても、それでもなお普通に弱い武器です。キャラ愛以外での交換はおすすめしません。

 

5.エマモチーフ(竜)

【白猫】真・息災ベアファング/正月2019ドラゴンライダー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

ドラゴンライダーのシエラのモチーフ武器と非常に似た性能の武器です。

【白猫】真・レギンレイヴ/蒼空の竜騎士ドラゴンライダー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

撃破SP回復と会心ダメージアップバフなどガチャ産武器に求められる要素をきっちり押さえた強い武器で、エマ本人を持っていて、シエラモチーフを持っていなければ、交換入手してよいと思います。

難しいのはシエラモチーフを持っている場合に、エマモチーフも入手すべきかどうか、です。

両武器の差異を比較すると、以下のようになります。

シエラモチーフ固有の利点:通常攻撃50%、攻撃速度・移動速度30%、全属性ダメ50%(サポートタイプの場合さらに50%)、通常攻撃の追加効果が暗闇

エマモチーフ固有の利点:移動速度50%、即死回避、水属性ダメ100%、防御50%、通常攻撃の追加効果が極度凍結

これらを踏まえると、微妙な差ですが、総合的にはエマモチーフのほうが汎用性があると考えています。理由としては以下の通りです。

・昨今のクエストの高難度化により、即死回避の重要性がますます上がっている

・「攻撃速度・移動速度30%」と「移動速度50%」の差は好みのレベル

・シエラモチーフは全属性50%アップに汎用性があるが、祝福武器の登場とキャラ本人の属性補正が高くなっていることにより、そもそも50%程度の属性アップにはあまり意味がなくなっている

総合的にはエマモチーフのほうが汎用性が高いのですが、ではシエラモチーフを持っている人もエマモチーフを交換入手したほうが良いかというと、今度はドラゴンライダーの登場頻度の問題を考える必要があります。

2018年の1年間に登場したドラゴンライダーは、シエラ・ソアラ・ヴィンセントの3キャラのみです。そのうち、ランマチ協力等でもよく見かけたキャラ(一般的に強いという評価を受けたキャラ)はシエラ1キャラのみでした。ドラゴンライダーの登場頻度が他の職に比べて非常に少ないという方針が今後も変わらないのであれば、そもそもドラゴンライダーの武器を入手する優先度は下げるべきで、エマ本人を所持していないのであれば、シエラモチーフに加えてエマモチーフを追加入手する必要は無いのではないかと思います。

 

6.2019正月武器全体の総評

無条件で交換必須クラスの武器は無かったと思います。いたずらにインフレさせろと言っているわけではないのですが、例えばツキミのモチーフには「3秒程度の挑発」スキルを付けて、鏡餅でのタゲ取りとのシナジーを生むなど、もうちょっと武器の性能にも工夫をしてほしかったなあと思いました。とはいえ、大量に配られた儚きメモリアルソードの期限が迫っていると思いますので、凱旋第三弾・第四弾も見据えてどの武器を交換入手するか、悩む時間を楽しみたいと思います。

白猫のユーザ数・課金単価の推移を時系列でまとめてみました

***2019年5月19日追記***

本記事は2018年12月時点の内容となっています。

最新の情報は下記記事を参照ください。

sirocat.hatenablog.com

 

 

こんにちは、息を吸うマンと申します。

以前の記事で、コロプラの決算資料を基に、白猫の最新のアクティブユーザ数の概算値を推測しました。

sirocat.hatenablog.com

 

この記事では、以前の記事を発展させ、白猫のリリースから現在にかけてのユーザ数とユーザ一人当たりの課金単価※、売上高の概算数値を、コロプラの決算資料を基にして推測していきたいと思います。

 

 

1.各数値の推測方法

コロプラの決算説明会資料の中にある「リリース時期別売上推移」「国内アプリ全体KPI(QAU×ARPQU)」「リリース時期別KPI(QAU×ARPQU)」のスライドを元にしています。

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これらの表・グラフの中で、FY2014と表記のある数値・棒グラフが白猫プロジェクトの概算値です。正確には「星のしまのにゃんこ」という白猫の同期アプリの数値も含まれていますが、白猫のKPIと分離するための情報が無く、売上・ユーザ数ともに白猫に比較して非常に小さいと思われるため(参照情報リンク)、にゃんこのKPIも含めた状態で白猫の各数値を計算しています。

「リリース時期別売上推移」→FY2014の売上は数値が記載されているのでそのまま使います

「国内アプリ全体KPI(QAU×ARPQU)」→コロプラの国内アプリ全体のユーザ数が数値で記載されています。

「リリース時期別KPI(QAU×ARPQU)」→リリース時期別のユーザ数・単価はグラフのみで、数値が記載されていないため、AdobeAcrobatreaderの物差し機能を使って、各グラフの長さをアナログで計測し、その数値をもとに各リリース時期別の比率を計算します。

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コロプラアプリ全体のユーザ数はわかっているので、各リリース時期の比率を掛けることで、FY2014のユーザ数を求めることができます。

ユーザ数がわかれば、売上をユーザ数で割ることで課金単価を求めることができます。後はFY2014の各クオーター毎のユーザ数・課金単価の比率をアナログ計測して比率を掛けることで、各クオーター毎のFY2014のユーザ数・課金単価を算出できます。

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2.「結果」ユーザ数・課金単価・売上の推移

以下の表の通りとなりました。

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■表の説明

・主なイベント・ガチャ・・・該当期間に実施されたイベント(主にガチャ)を記載。

・四半期アクティブユーザ数・・・3カ月の間に一度でもアプリを起動したユーザの数(概算値)

・対前四半期AU増減・・・四半期アクティブユーザ数が前の四半期から増減した値です。(概算値)

・ユーザ一人当たり課金単価・・・四半期の売上高を四半期アクティブユーザ数で割った値です。(概算値)

・対前四半期課金単価増減・・・ユーザ一人当たり課金単価が前の四半期から増減した値です。(概算値)

・四半期売上・・・該当四半期の売上高です。(公表値)

・対前四半期売上増減・・・四半期売上が前の四半期から増減した値です。(公表値ベース)

・黒い太字・・・表の中で最も大きな数値です

・赤い太字・・・表の中で最も小さな数値です

 

売上以外の値は、決算資料のグラフの大きさをアナログに計測してから推測した値であるため、概算値であることを留意してください。また、この表の数値は、「星のしまのにゃんこ」の売上・ユーザ数を含んでいます。

 

3.ユーザ数・課金単価の推移からわかること

今後、別の記事として掲載したいと思います。

 

茶熊学園2018武器の総評

この記事では茶熊2018のモチーフ武器の評価をしていきます。

 

ルウシェモチーフ輝剣

【白猫】真・セイントブレス/茶熊2018ルーンセイバー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

この武器はめちゃくちゃ強いので、ルウシェを持っていない方や手持ちのルーンセイバーが少ない方も問答無用で交換してしまって良いと思います。

白ダメ火力と快適性を兼ね備えた、とても汎用的な武器です。

 

コヨミモチーフ槍

【白猫】真・芽吹きのフォーク/茶熊2018ランサー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

超久々に登場した、挑発が付いた槍です。2016年2月に登場したグリココラボのアーモンドピークのモチーフ武器以来なので、実に2年9ヶ月ぶり。ピークモチーフを持ってない方は、次の挑発槍の登場がいつになるか分からないので、交換入手して良いと思います。ただし、この武器の希少性は、挑発槍が長期間登場していないという過去の実績に依るものです。挑発があること以外は、攻撃面でも守備面でも中途半端な性能なので、開発方針の変更により万が一短いスパンで高性能な挑発槍が今後登場した場合は泣きを見ることになります。

 

アイシャモチーフ双剣

【白猫】真・革命の校旗/茶熊2018クロスセイバー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

アクション強化75や火属性200%など、従来の武器より効果値が大きめに設定されていますが、その分効果が発現する条件が、HP100%時や、会心発生時など厳しめに設定されています。

そのため、汎用性は低いです。アイシャに装備させるのであれば、厳しい条件も、バリアを切らさずなるべく転倒を避けながら戦うスタイルや、確定会心と噛み合います。ただ、アイシャにはヘリオ双剣やシャナオウ餅、ノア餅、リヴァイ餅など、用途によって他の武器の選択肢も多いので、無理して交換するほどの差は無いように思います。

 

ディランモチーフ剣

【白猫】真・不動智神/茶熊2018剣士武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

会心ダメージアップが無いので、汎用性は低いです。ステータスの底上げをしても、キャラのオートスキルや固有バフで元々大きなステータス補正がかかっている今の環境では効果が薄いでしょう。

 

リアムモチーフ拳

【白猫】真・アラクレソウル/茶熊2018武闘家武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

会心ダメージアップが無いので、汎用性は低いです。ただ、水属性の拳武器は数が少ないのと、攻撃速度50とSPR+3によるSP回収力はどこかで輝きそうな気もします。交換はしたくないですが、ガチャで引けたら嬉しい奴ですね。

 

ルカモチーフ弓

【白猫】真・コズミック☆アモーレ/茶熊2018アーチャー武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

汎用性は悪くないですが、弓は登場頻度が高いためか、既存で優秀な武器が複数あるため、それらを持っていれば、交換優先度は低いです。エリス餅や夏ティナ餅、ウェルナー餅、バレセーラ餅、KCジュダ餅、チヨ餅など。ただし、ルカに持たせる前提であれば、肝となるターゲット距離延長は欲しい所で、ターゲット距離延長アクセやチヨ餅を持っていない場合はルカのために交換もありかと思います。

 

ジュダモチーフ杖

【白猫】真・聖絶/茶熊2018魔道士武器の評価 - 白猫プロジェクト公式攻略データベース

オートスキルのリジェネは回復量が少ないため、ジュダ本人に持たせるなら、キアラ餅かヘリオ杖の2択で、この武器は選択肢に上がらないでしょう。汎用性の面でも、白ダメメインならファクティスモチーフや虹武器、属性メインなら祝福杖で良いので、あまり使い所が見当たらないですね。ただ、スクショ性能は素晴らしいの一言です。